簡単に言ってしまうと、核心部の層(Intrinsic muscle)は「存在(beingness)」に関わっていて、周縁部の層(Extrinsic muscle)は「活動や行為(doing)」に関わっています。
身体構造的に関して言えば、核心部は、脊椎のさまざまな部分に結びついている小さな内在性の筋肉群に相当し、これらの繊細な筋肉は時間と空間における微妙な動きを調整しています。
この核心部から始まる動きは、大きな動きに転換され、核心部の筋肉とバランスがとれて初めて、周縁部の筋肉は力強さを必要とする活動に従事できることになります。周縁部には腕や脚の筋肉群が含まれ、核心部によって与えられる内的なバランスがないと、周縁部によって実行される活動は、流れや優雅さや調和を欠いたものになってしまいます。
ストラクチュラル・インテグレーションは、優雅さを欠いた周縁部と運動に偏ったアンバランスな状態を、核心部と調和のとれた状態に導いていきます。
身体は、ついつい対照的な前と後ろ、右と左、上と下のように見てしまいがちになりますが、加えて、表層と深層、活動doingと存在beingの視点も大切な視点なんですね。
Rolf Style- ロルフ博士の筋膜構造の統合メソッド
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